お知らせ
昨年度開催してきましたオンラインスペース・フェニックスを今年度も開催(女性限定のハオかいはお休み)することになりました。ただ当面の間、安全安心のために、参加はこれまでに会ったことのある方か支援機関などから紹介のあった方に限定します。
日時:2021年7月17日(土)の15時から16時半(開場14時半)
テーマ:無し(当日のテーマは最初の近況報告から見つけます)
ソフト:Zoom(※参考)ビデオ、音声、チャットいずれの利用も可能です。
URL:メールでお知らせします。
対象:兵庫県内在住・在勤のひきこもりの当事者・経験者などで、お会いしたことのある方か支援者などから紹介のあった方(県外の方の参加も可能です)
※当事者・経験者以外の家族や支援者、メディア関係者の参加も可能です。詳しくはメールで(online@global-ships.net)お問い合わせください。
お申し込み:お名前(ペンネーム可能)と性別、初めての方は簡単なプロフィール(ひきこもりの経験など)、当法人メンバーとの関り(誰といつどこで会ったか?)か利用している支援機関と担当者名(○○会の△△さんなど)、お住まいの都道府県などをフォームでご連絡ください。
参加費:無料
流れ:
14:30 開場:進行役がオンラインにしてお待ちしています。
Zoomの使い方がわからない方はお早めに参加して尋ねてください。
15:00 スペースを開始:
進行役から流れやテーマを説明して自己紹介をします。
続いて進行役から、ビデオ参加者と音声参加者のお名前を読み上げるので、各自で自己紹介をしてください。
チャット参加者もコメントをしてください(「○○です、こんにちは」だけでも)、進行役がチャットを読み上げます。
15:15ぐらい 続いてテーマトークです。それぞれ今日のテーマについて話します。(途中で10分ぐらい休憩を取ります)
16:15ぐらい テーマトークの終了です。一言ずつ感想などをお話しください。
16:30 進行役から次回のお知らせをして、会の終了です。残れる方は残って話してください。
17:00 オフラインになります。
お知らせ:音声やチャット(文字のみ)での参加も可能です。
見学などの方が入る場合があります。その際はお申し込みの方にメールなどで事前にお知らせします。
都合により、日時などが変更になる場合があります。その際はメールなどでお知らせします。
参加のルール:参加者が嫌なことがないように協力してください。
① 参加者同士、ご自身やお互いのプライバシーに気をつけてください。
詳しい住所、連絡先などを話さない、聞かないようにしてください。出てきた話や画面を他の場所などで公表しないようにしてください。
ただ主催者は、参加を迷っている方に様子を伝えるために個人が特定されない形でレポートをサイトなどで公表することがあります。
② 話したい人が話せるように、お一人の話は数分で終わるようにしてください
③ 価値観があわない話でも否定しないようにしてください(「私はこう思いますが、そんな考えもありますね」ぐらいで)
④ 個人を批判したり中傷しないようにしてください。
⑤ なおこの場所はお互いに助けたり助けられたりする自助共助の場で、支援や治療の場ではありません。
⑥ ひきこもり関連のイベントや自助会、支援機関などの紹介は可能ですが、宗教やネットワークビジネスなどの勧誘は禁止します。
⑦セキュリティのために待機室を有効にしています。ご連絡いただいたお名前かニックネームで接続してください。
⑧精神的な疾患などで治療中の方は主治医にご相談の上、ご参加ください。
⑨これらに反する行為があった場合、進行役から連絡して、繰り返される場合は、参加を禁止する場合があります。またこれらのルールを見直す場合がありますのでご了承ください。
※参考
ソフトウェアは、設定が簡単で、チャットで参加も可能で、画面の共有も可能なZoomというシステムを使います。
https://zoom.us/
この事業は兵庫県の委託により実施しています。
レポート:
今日は8名の当事者・経験者の参加がありました。
梅雨の終わりの激しい気候の変化に体調不良になっている人もいれば、自分の疲れやすさについて認識する人もいました。
自分のひきこもり歴と自己紹介を兼ねた話から始まり、オンライン居場所での最適な参加者数についての話も出ました。10名以内が適当ではないかというのが大方の意見でした。
コロナ禍で生活がどう変化したかについては、
・コロナ前には人前に出ても大丈夫な体力がついていたのがコロナ禍の現在では、その力が弱まっている気がする
との意見がありました。
そこから人に会うと疲れるのはなぜだろうという話になり、
・ひきこもりの辛さは、その苦しさが相手に伝わらないことだ、相手は目に見える大変さについては配慮できるが、ひきこもりはその原因と結果が相手どころか自分にもわからない。
・うまく話せないことや好意には好意で返さなくてはいけないという不文律を守れないなどのハンデを許してもらい辛く、緊張が強くなってくる。
同じ悩みを持つ人同士ではそれが許してもらえるし、会話により辛くなった自分を回復させてくれる
この「人に会うと疲れるのはなぜ」が今回の主な議題になりました。
残り時間も少なくなったところで、別の電子居場所の紹介がありました。今後始まる居場所で試行錯誤しながらやっていこうということでした。
まとめとして冒頭の体調の話に戻り、疲れているときに疲れていると率直に言える環境が自分にあることはとても貴重で、頑張らなくてもそのままの自分で肩の力を抜いていられるようになれればよし、この居場所はそういう包容力があっていいという結論に至りました。