お知らせ
一昨年度から開催してきましたオンラインスペース・フェニックスを今年度も開催することになりました。ただ当面の間、安全安心のために、参加はこれまでに会ったことのある方か支援機関などから紹介のあった方に限定します。
日時:2022年11月19日(土)の15時から16時半(開場14時半)
テーマ:無し(当日のテーマは最初の近況報告から見つけます)
ソフト:Zoom(※参考)ビデオ、アバター(新機能)、音声、チャットいずれの利用も可能です。
URL:メールでお知らせします。
対象:兵庫県内在住・在勤のひきこもりの当事者・経験者などで、お会いしたことのある方か支援者などから紹介のあった方(県外の方の参加も可能です)
※当事者・経験者以外の家族や支援者、メディア関係者の参加も可能です。詳しくはメールで(online@global-ships.net)お問い合わせください。
お申し込み:お名前(ペンネーム可能)と性別、初めての方は簡単なプロフィール(ひきこもりの経験など)、当法人メンバーとの関り(誰といつどこで会ったか?)か利用している支援機関と担当者名(○○会の△△さんなど)、お住まいの都道府県などをフォームでご連絡ください。
参加費:無料
流れ:
14:30 開場:進行役がオンラインにしてお待ちしています。
Zoomの使い方がわからない方はお早めに参加して尋ねてください。
15:00 スペースを開始:
進行役から流れやテーマを説明して自己紹介をします。
続いて進行役から、ビデオ参加者と音声参加者のお名前を読み上げるので、各自で自己紹介をしてください。
チャット参加者もコメントをしてください(「○○です、こんにちは」だけでも)、進行役がチャットを読み上げます。
15:15ぐらい 続いてテーマトークです。それぞれ今日のテーマについて話します。(途中で10分ぐらい休憩を取ります)
16:15ぐらい テーマトークの終了です。一言ずつ感想などをお話しください。
16:30 進行役から次回のお知らせをして、会の終了です。残れる方は残って話してください。
17:00 オフラインになります。
お知らせ:アバター、音声やチャット(文字のみ)での参加も可能です。
見学などの方が入る場合があります。その際はお申し込みの方にメールなどで事前にお知らせします。
都合により、日時などが変更になる場合があります。その際はメールなどでお知らせします。
参加のルール:参加者が嫌なことがないように協力してください。
① 参加者同士、ご自身やお互いのプライバシーに気をつけてください。
詳しい住所、連絡先などを話さない、聞かないようにしてください。出てきた話や画面を他の場所などで公表しないようにしてください。
ただ主催者は、参加を迷っている方に様子を伝えるために個人が特定されない形でレポートをサイトなどで公表することがあります。
② 話したい人が話せるように、お一人の話は数分で終わるようにしてください
③ 価値観があわない話でも否定しないようにしてください(「私はこう思いますが、そんな考えもありますね」ぐらいで)
④ 個人を批判したり中傷しないようにしてください。
⑤ なおこの場所はお互いに助けたり助けられたりする自助共助の場で、支援や治療の場ではありません。
⑥ ひきこもり関連のイベントや自助会、支援機関などの紹介は可能ですが、宗教やネットワークビジネスなどの勧誘は禁止します。
⑦セキュリティのために待機室を有効にしています。ご連絡いただいたお名前かニックネームで接続してください。
⑧精神的な疾患などで治療中の方は主治医にご相談の上、ご参加ください。
⑨これらに反する行為があった場合、進行役から連絡して、繰り返される場合は、参加を禁止する場合があります。またこれらのルールを見直す場合がありますのでご了承ください。
※参考
ソフトウェアは、設定が簡単で、チャットで参加も可能で、画面の共有も可能なZoomというシステムを使います。
https://zoom.us/
レポート:
今回の参加者は、当事者・経験者4名と家族の方1名、また、初めて参加される研究者の方1名の計6名でした。
今回は初参加の方もいるので、改めて自己紹介をした後、近況報告をしてからフリーテーマでそれぞれ話をしました。
研究者の方より質問があったので、経験者が各々回答する中で、家族の方より重ねて質問があるなどして、少しずつ話が広がるような場になりました。
主に、オンライン居場所の良さについてや、ひきこもりと病気、親子関係のことなどが話題に出ていました。
一部の話題を以下に共有します。
・オンラインではお互い自宅で話せる、また当事者同士で隠し事せずに話せるのが良い。
・初めての所だとしたら、オンラインでもカメラオフや注目されず紛れ込むように参加できるほうが参加しやすいかも。
・不登校だと立ち直る先に社会の受け入れ意識や体制があるが、8050問題では無い。支援として考えても出口が見えない気持ち。
・ひきこもりを病気としたら支援を受けやすいかもしれない。しかしその他の病名にしろ、診断を下されることへの抵抗感もある。
・ひきこもり中に訪問を受けた際に、親と同じ論理で否定してくるのではと拒否感があったが、一般論的正論ではなく気遣いと理解の言葉を掛けられ救われた。味方となってくれる感覚が要点かもしれない。
・親から子への葛藤の押し付けや、親の言う人生像への疑問や価値観の乖離も、ひきこもりへどこか作用しているのかもしれない。
次回は12月17日(土)に開催予定です。
この事業は兵庫県からの委託により実施しています。