お知らせ
一昨年度から開催してきましたオンラインスペース・フェニックスを今年度も開催することになりました。ただ当面の間、安全安心のために、参加はこれまでに会ったことのある方か支援機関などから紹介のあった方に限定します。
日時:2022年12月17日(土)の15時から16時半(開場14時半)
テーマ:無し(当日のテーマは最初の近況報告から見つけます)
ソフト:Zoom(※参考)ビデオ、アバター(新機能)、音声、チャットいずれの利用も可能です。
URL:メールでお知らせします。
対象:兵庫県内在住・在勤のひきこもりの当事者・経験者などで、お会いしたことのある方か支援者などから紹介のあった方(県外の方の参加も可能です)
※当事者・経験者以外の家族や支援者、メディア関係者の参加も可能です。詳しくはメールで(online@global-ships.net)お問い合わせください。
お申し込み:お名前(ペンネーム可能)と性別、初めての方は簡単なプロフィール(ひきこもりの経験など)、当法人メンバーとの関り(誰といつどこで会ったか?)か利用している支援機関と担当者名(○○会の△△さんなど)、お住まいの都道府県などをフォームでご連絡ください。
参加費:無料
流れ:
14:30 開場:進行役がオンラインにしてお待ちしています。
Zoomの使い方がわからない方はお早めに参加して尋ねてください。
15:00 スペースを開始:
進行役から流れやテーマを説明して自己紹介をします。
続いて進行役から、ビデオ参加者と音声参加者のお名前を読み上げるので、各自で自己紹介をしてください。
チャット参加者もコメントをしてください(「○○です、こんにちは」だけでも)、進行役がチャットを読み上げます。
15:15ぐらい 続いてテーマトークです。それぞれ今日のテーマについて話します。(途中で10分ぐらい休憩を取ります)
16:15ぐらい テーマトークの終了です。一言ずつ感想などをお話しください。
16:30 進行役から次回のお知らせをして、会の終了です。残れる方は残って話してください。
17:00 オフラインになります。
お知らせ:アバター、音声やチャット(文字のみ)での参加も可能です。
見学などの方が入る場合があります。その際はお申し込みの方にメールなどで事前にお知らせします。
都合により、日時などが変更になる場合があります。その際はメールなどでお知らせします。
参加のルール:参加者が嫌なことがないように協力してください。
① 参加者同士、ご自身やお互いのプライバシーに気をつけてください。
詳しい住所、連絡先などを話さない、聞かないようにしてください。出てきた話や画面を他の場所などで公表しないようにしてください。
ただ主催者は、参加を迷っている方に様子を伝えるために個人が特定されない形でレポートをサイトなどで公表することがあります。
② 話したい人が話せるように、お一人の話は数分で終わるようにしてください
③ 価値観があわない話でも否定しないようにしてください(「私はこう思いますが、そんな考えもありますね」ぐらいで)
④ 個人を批判したり中傷しないようにしてください。
⑤ なおこの場所はお互いに助けたり助けられたりする自助共助の場で、支援や治療の場ではありません。
⑥ ひきこもり関連のイベントや自助会、支援機関などの紹介は可能ですが、宗教やネットワークビジネスなどの勧誘は禁止します。
⑦セキュリティのために待機室を有効にしています。ご連絡いただいたお名前かニックネームで接続してください。
⑧精神的な疾患などで治療中の方は主治医にご相談の上、ご参加ください。
⑨これらに反する行為があった場合、進行役から連絡して、繰り返される場合は、参加を禁止する場合があります。またこれらのルールを見直す場合がありますのでご了承ください。
※参考
ソフトウェアは、設定が簡単で、チャットで参加も可能で、画面の共有も可能なZoomというシステムを使います。
https://zoom.us/
レポート:
今回の参加者は当事者・経験者5名と、家族の方1名の計6名でした。
おおむねいつものメンバーで、チャットでの参加の方もいました。いつも通り近況報告をしてから、フリーテーマで話をしました。
近況ではあまり元気がないという人が多く、疲れてるみたいだね、と話し合いました。その後、当事者と家族についての話題や、ひきこもりや内向型特有の周りとのギャップなどの話題が出て、それぞれに話をしたり聞いたりしました。
話題を少し以下に共有します。
・行動的な人は周囲の目を気にしないらしいことを見て取り、内向型の自分と違うと思った。以前は苦手だったものの、最近人と関わる機会が増えたことから、そんな人もいて世の中が回っているのかと思うところもある。
・気になることがあっても、それが理解できない人には存在もしていないように見えるので、伝わりづらく話しづらい。
・当事者・経験者同士だと辛さが通じやすいので話して伝わるが、そうでないと辛さや正当性を軽んじられた評価や返答があることから、自尊心が下がってしまったり自分を責めてしまうことにもなるのが苦しいところだ。
・数か月ひきこもることでどうにか回復させた自尊心が、理解の無い人に会うと一日で破壊されることがあり、人に会いづらくなる。
・家族が無理解な立ち位置だと当事者は辛いが、そのギャップを超えるにはどうすればいいのか分からない。
・家族だけでなく、親戚や当事者同士などの関係に理解を求めるのがいいのかもしれない。また親なら当事者の親同士で共感し合うことで自分を支えられるのかも。
この事業は兵庫県からの委託により実施しています。