お知らせ
一昨年度から開催してきましたオンラインスペース・フェニックスを今年度も開催することになりました。ただ当面の間、安全安心のために、参加はこれまでに会ったことのある方か支援機関などから紹介のあった方に限定します。
日時:2022年12月31日(土)の15時から16時半(開場14時半)
テーマ:無し(当日のテーマは最初の近況報告から見つけます)
ソフト:Zoom(※参考)ビデオ、アバター(新機能)、音声、チャットいずれの利用も可能です。
URL:メールでお知らせします。
対象:兵庫県内在住・在勤のひきこもりの当事者・経験者などで、お会いしたことのある方か支援者などから紹介のあった方(県外の方の参加も可能です)
※当事者・経験者以外の家族や支援者、メディア関係者の参加も可能です。詳しくはメールで(online@global-ships.net)お問い合わせください。
お申し込み:お名前(ペンネーム可能)と性別、初めての方は簡単なプロフィール(ひきこもりの経験など)、当法人メンバーとの関り(誰といつどこで会ったか?)か利用している支援機関と担当者名(○○会の△△さんなど)、お住まいの都道府県などをフォームでご連絡ください。
参加費:無料
流れ:
14:30 開場:進行役がオンラインにしてお待ちしています。
Zoomの使い方がわからない方はお早めに参加して尋ねてください。
15:00 スペースを開始:
進行役から流れやテーマを説明して自己紹介をします。
続いて進行役から、ビデオ参加者と音声参加者のお名前を読み上げるので、各自で自己紹介をしてください。
チャット参加者もコメントをしてください(「○○です、こんにちは」だけでも)、進行役がチャットを読み上げます。
15:15ぐらい 続いてテーマトークです。それぞれ今日のテーマについて話します。(途中で10分ぐらい休憩を取ります)
16:15ぐらい テーマトークの終了です。一言ずつ感想などをお話しください。
16:30 進行役から次回のお知らせをして、会の終了です。残れる方は残って話してください。
17:00 オフラインになります。
お知らせ:アバター、音声やチャット(文字のみ)での参加も可能です。
見学などの方が入る場合があります。その際はお申し込みの方にメールなどで事前にお知らせします。
都合により、日時などが変更になる場合があります。その際はメールなどでお知らせします。
参加のルール:参加者が嫌なことがないように協力してください。
① 参加者同士、ご自身やお互いのプライバシーに気をつけてください。
詳しい住所、連絡先などを話さない、聞かないようにしてください。出てきた話や画面を他の場所などで公表しないようにしてください。
ただ主催者は、参加を迷っている方に様子を伝えるために個人が特定されない形でレポートをサイトなどで公表することがあります。
② 話したい人が話せるように、お一人の話は数分で終わるようにしてください
③ 価値観があわない話でも否定しないようにしてください(「私はこう思いますが、そんな考えもありますね」ぐらいで)
④ 個人を批判したり中傷しないようにしてください。
⑤ なおこの場所はお互いに助けたり助けられたりする自助共助の場で、支援や治療の場ではありません。
⑥ ひきこもり関連のイベントや自助会、支援機関などの紹介は可能ですが、宗教やネットワークビジネスなどの勧誘は禁止します。
⑦セキュリティのために待機室を有効にしています。ご連絡いただいたお名前かニックネームで接続してください。
⑧精神的な疾患などで治療中の方は主治医にご相談の上、ご参加ください。
⑨これらに反する行為があった場合、進行役から連絡して、繰り返される場合は、参加を禁止する場合があります。またこれらのルールを見直す場合がありますのでご了承ください。
※参考
ソフトウェアは、設定が簡単で、チャットで参加も可能で、画面の共有も可能なZoomというシステムを使います。
https://zoom.us/
レポート:
12月31日(土)に第9回のフェニックス自助会を開催しました。
年末は予定の空白があったり、逆に親戚が来て落ち着けない等あることから開催してみることになりました。
参加者は当事者・経験者ばかりの4名での開催となり。うち1名は久しぶりの参加者の方でした。
いつも通り近況報告をした後、フリーテーマで雑談を行いました。
今回は公的制度等に詳しい参加者の話から、その周辺の話や就労や支援の話などが話題に出ていました。
一部を以下に共有します。
・高年齢のひきこもりに対する公的な支援は乏しく、生活保護が現実的な選択肢になってしまう。
・公的な就労支援では支援側にこれ以上はできないというボーダーがあるが、株式会社系のものでは比較的フレキシブルな就労支援を得られる場合がある。
・就労移行支援が2年かつ一度きりしか使えないのが困る。
・ひきこもりの語は不登校や就労トラブルなど、複数を要因とする立場が一言でくくられているとも言えるが、この場合、高齢者のひきこもりが置き去りにされがちになるように感じる。
・当事者の状況に差異がある中で、同一的な指標を当てはめることを公平と誤認して支援等の場が作られる場合、実際には困り具合が低いほうにより優位さが偏る環境ができてしまうのでは。
・ひきこもりというものには支援がつかないので、障害や疾病など2次的なもので支援が確保されることになっている。
次回は1月7日(土)に開催予定です。
○話題提供されたイベントや情報
厚労省「ひきこもりVOICE STATIONフェス」
日時:2月5日(日)13:00~
内閣府「孤独・孤立相談ダイヤル」
期間:12月28日(水)9:00~1月4日(水)9:00
この事業は兵庫県からの委託により実施しています。